親愛なる保護者の皆様へ
最近の報道によると、大阪のIT企業が運営するウェブサイトに、AI技術を使って作成された児童の性的画像が大量に投稿されていることが明らかになりました。これらの画像は、実際の「児童ポルノ」と区別がつかないほどのリアリティを持っており、毎月約3000点以上が投稿されています。特に海外からの閲覧が多いとされています。
この問題は、日本の児童買春・児童ポルノ禁止法の対象外であるため、法的な取り締まりが難しい側面があります。しかし、米国など他の国では、実物と区別がつかないコンピューター生成画像も禁止されています。
こうした状況を鑑みて、私たち教育者としては、児童の安全とインターネットの適切な使用について、改めて考える必要があると感じています。特に、以下の点についてご家庭でのご協力をお願いします。
- インターネットの監視: 子どもたちが安全にインターネットを利用できるよう、その使用を監視し、適切なウェブサイトのみを閲覧するよう指導してください。
- 教育と対話: 子どもたちに、インターネット上のリスクや適切な行動について教え、開かれた対話を持つことが重要です。
- 個人情報の保護: 子どもたちに、個人情報をオンラインで共有しないよう指導し、プライバシーの重要性を理解させてください。
この問題について、学校としても引き続き情報を提供し、皆さんの安全と子どもたちの保護を最優先に考えて行動していきます。ご質問やご心配があれば、いつでも学校にご連絡ください。
健全で安全なインターネット環境を子どもたちに提供するために、皆様のご協力と理解をお願いいたします。
敬具
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